尿管結石・水腎症 【体験談】その3〜2時間半で痛み消失〜

ここまで約1時間位。痛みはまったく治まる気配がありません。正直とっくに救急車を呼ぶレベルでしたが、ここに車を置いて自分だけ運ばれてしまうと、残された妻や子供たちに迷惑がかかってしまうと思い、100キロ先の自宅を目指して車を走らせることにしました。
後から、この時の痛みは尿管結石による水腎症からくる痛みとわかりますが、今思えば、正直、よく耐えたと思います。
妻と子供達は相当心配していましたが、私も相当のやせ我慢で車をスタートさせました。
するとすぐ、今度は更に腰痛も襲ってきます。そのときは、さっき前かがみでしばらく耐えていたため、腰が痛くなったんだろう・・・と思っていました。しかし後にわかりますが、これは腎臓が悲鳴を上げている痛みだったのです。
痛みを殺した笑みで妻に「腰が痛い」と言うと、車内にあったクッションを背もたれと腰の間にさっと入れてくれました。
妻が「無理だよ。私が」と運転をかわると言ってくれていましたが、この時乗っていた車はレジャー用に使っている大きな1BOXカー。普段、軽自動車を地元町内でしか運転していない妻には危険が伴うと判断し、一旦は断りました。しかし、下腹部痛に加え背中の痛みに耐えきれず、すぐに運転を交代してもらうことになりました。
自宅周辺まで来たところで、痛みが少し落ち着いてきた。
運転手交代し、無事帰宅できました。
激痛が始まって1時間、車中1時間半合わせて2時間半の左下腹部・左背部の激痛との戦いでした。



これを書いている今は、尿管結石・水腎症と診断された後ですので、痛みの原因が当然わかっている状態ですが、激痛が襲ってきたときは、謎の激痛。本当に「死ぬか」と思いました。

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